ラルナカ
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ラルナカ(ギリシャ語:Λάρνακα、トルコ語:Larnaka、英語:Larnaca)は、キプロス共和国の都市。キプロスの第二の商業港湾都市である。人口は、約72,000人(2001年)。ラルナカ国際空港があり、夏の間リゾートでにぎわう。
古代はキティオン(Kition)、ラテン語ではシティウム(Citium)と呼ばれ、それがキプロス島の島全体の名前となった。
町の北側には石油精製所と国際空港があり、南側は椰子の木が並ぶ風光明媚な海岸となっている。初夏に「カタクリズム(ノアの方舟の大洪水神話)」の祭「カタクリスモス」が祝われる。
ラルナカ地区は一部、国際連合によってひかれた北キプロス・トルコ共和国との南北分断線(グリーンライン)で分断されている。