リヴァイアサン (フルメタル・パニック!)
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Plan0601 リヴァイアサンは、賀東招二の小説『フルメタル・パニック!』に登場する架空の潜水艦である。
旧約聖書に登場する怪物に関しては、レヴィアタンの項目を参照されたし。
[編集] 解説
アマルガムが開発した小型潜水艦。ミスリルが保有するトゥアハー・デ・ダナン(以下、TDD-1)に近い外観を持ち、TDD-1と同等以上の高い速力と機動性(超伝導推進が可能)を誇るが、そのサイズは大幅にスケールダウンされている。
その運用コンセプトは潜水艦というよりはむしろ戦術戦闘機のそれに近く、本艦の場合、『僚機』(Wingman)や『散開』(Break)といった空戦における符丁がそのまま使用されている。2名の乗員で運用可能である点も含め、既に"水中戦闘機"と呼んでも差し支えがないレベルに達している。また、ASの優位性を海に持ち込んだ機体であると言うことも出来る。
兵装はソ連製の超高速魚雷『嵐』(ブーリァ)及び通常型魚雷。また、機体の両側面には接近戦闘用のアームを装備しており、対象に取り付いて単分子カッターによって直接ダメージを与えることが可能となっている。
開発者に関しては作中で明言されていないが『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』における台詞からレナード・テスタロッサによるものと思われる。
[編集] 作中における運用
『踊るベリー・メリー・クリスマス』に3機のリヴァイアサンが登場し、TDD-1と交戦するが、マデューカスの巧みな指揮の前に全機撃沈している。また、作中では描写されていないがテスト目的でインド海軍及びソ連海軍の潜水艦、及び複数の商船を撃沈している。
[編集] 関連項目
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