一本
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一本(いっぽん)とは、武道、将棋、プロレス等、勝負ごとにおいて、ひと勝負ついた(決着がついた)ことを示す。また、そのような技が極まったこと。実際には剣道のように、二本勝負 [要出典] や三本勝負などもあるので、勝敗が決まったことだけをさすものではない。また、「X本勝負」と言った場合、X本先にとったほうが勝ちになるジャンルとX本の半分より大きな本数をとった場合に勝ちなるジャンル(プロレスなど)がある。
もともと武道において一本取られるということは死んでいるということである。
柔道において、投げられて勢いよく背中から落とされる、もしくは固め技(抑え込み・関節技・絞め技)が極まる、空手において、十分に威力のある突き・蹴りが極まる、もしくはノックダウンを喫した場合や立ち上がれない場合(ノックアウト)、剣道において、十分に威力のある打突が極まる、プロレスにおいてフォールをとられることなどで一本が成立する。
関節技、絞め技が認められる格闘技においてはギブアップを奪われることも指す。