三浦徹
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[編集] 経歴
- 1971年に東京藝術大学音楽学部を卒業し、アメリカに渡る。1973年にアメリカ・南ミシシッピー大学大学院を修了し、イーストマン音楽学校にて研鑽を積む。その後、日本において第一線のユーフォニアム奏者として現在も活躍中。
- 東京佼成ウインドオーケストラ団員、国立音楽大学・相愛大学・尚美学園の各講師。
[編集] 功績
- ユーフォニアムという比較的知名度の低い楽器を、現在の水準まで向上させた日本におけるパイオニアである。
- 後進の指導にも積極的であり、現在日本国内で活躍するユーフォニアム奏者の殆どが、彼の弟子である。
- イーストマン・ウィンド・アンサンブルの団員となった最初の日本人である。
- またその繋がりから、フレデリック・フェネルを東京佼成ウインドオーケストラに指揮者として招聘した立役者でもあり、現在の日本の吹奏楽の発展は彼の活躍抜きにしては語れない。
- 現在でも大学講師という立場だけでなく、自らミュージック・キャンプ等を通してプロ・アマ交流の場を積極的に作ることで、日本のユーフォニアム界全体の交流と発展を担う立場としても活躍している。
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