中山可穂
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中山可穂(なかやま かほ、1960年-)は、日本の小説家。名古屋市出身。早稲田大学教育学部英語英文科卒。
卒業後劇団を主宰、1992年にTOKYO FMショート・ストーリー・グランプリにてグランプリ受賞。1993年に『猫背の王子』でデビュー。女性同士の恋愛(レズビアン)をテーマにした作品が多いのが特徴。自身もレズビアンであることを公言している。 猫好きで有名で、サインをするとき、猫のマークの中に「KAHO NAKAYAMA」と書くのが常である。 読後に「息をつめて一気に読み終えた」という感想が多く、コアなファンが多いといわれる。作者本人もそれをあとがきなどで記している。 2006年夏に、鎌倉から横浜へ拠点を移して活動(月間カドカワのエッセイより)。
代表作に、朝日新人文学賞受賞の『天使の骨』など。
[編集] 受賞歴
[編集] 主な作品
- 猫背の王子
- 深爪
- 天使の骨
- サグラダ・ファミリア(聖家族)
- 白い薔薇の淵まで
- 感情教育
- マラケシュ心中
- ジゴロ
- 花伽藍(直木賞候補)
- 弱法師
- ケッヘル(上)(下)