久安百首
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久安百首(きゅうあんひゃくしゅ)は、平安時代後期の1150年(久安6年)、崇徳院の命により作成した百首歌。久安六年百首、崇徳院御百首とも称される。
康治年間(1142年~1144年)に崇徳院から題が下され、作者は崇徳院のほか藤原公能、藤原教長、藤原顕輔、藤原俊成など14名であるが、途中で死去により入れ替わった作者もいる。現存するものは、歌人の百首を題ごとに分類しないで載せているものと、藤原俊成によって10巻に分類されたものの2種類がある。