人吉仮出入口

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人吉仮出入口のデータ
九州自動車道人吉仮出入口
IC番号	（無し）
本線出口標識の表記	終点　速度落せ
門司ICからの距離	256.9km
通行台数	台/日
所在地	〒868-0041
熊本県人吉市七地町

人吉仮出入口（ひとよしかりでいりぐち）は、1989年 12月7日から1995年 7月26日まで存在した九州自動車道の仮出入口である。人吉ICから約4.2km程南に位置する国道219号と平面交差というシンプルな構造をしていた。現在の人吉南BSの位置にあたる。

[編集] 概要

人吉仮出口と国道219号の交差点を「蟹作（がんづくり）交差点」と呼び、当時はラジオの交通情報などで頻繁に耳にすることができた。
料金所は人吉IC付近の本線上に存在し、通行料金は人吉仮出入口まで走行した場合でも人吉ICで降りた場合と同じ扱いだった。
このとき人吉ICはハーフICで、熊本・福岡方面の乗り降りしかできず、人吉仮出入口方面への走行はできなかった（人吉仮出入口・鹿児島方面への出入は当初から施工されていたが、閉鎖されていた）。
1995年 7月27日に人吉IC～えびのIC間が開通すると、人吉仮出入口は閉鎖されてバス停（人吉南BS）になった。人吉ICもフルICになり、宮崎・鹿児島方面の乗り降りも可能になった。現在は人吉仮出入口部分を利用しての乗り降りはできない。

[編集] 仮ICの再設置構想について

この仮ICは、利便性を考えて作られたものといわれている。人吉IC～えびのIC間が未開通だったころは、この区間は国道221号経由が最短ルートであったが、人吉ICから国道221号へ向かうためには一旦人吉市街地を通ることとなるため、渋滞等による利便性の低下や騒音が問題となっていた。そこで、市街地よりも南の国道219号とクロスする部分に仮の出入り口を置いて、人吉方面からえびの方面へ向かう車や、えびの方面から人吉方面へ向かう車が、渋滞等が懸念される市街地を通らなくても済むようにしたものと思われる。