佐山和夫
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佐山 和夫(さやま かずお、1936年 - )は和歌山県出身のノンフィクション作家。
慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。会社員、公立高校の英語教師をへて、独立して「田辺イングリシュアカデミー」を開く。日本ペンクラブ、三田文学会、アメリカ野球学会(SABR)、スポーツ文学会(SLA)に所属。第3回潮ノンフィクション賞、和歌山県文化奨励賞、第4回ミズノ・スポーツ・ライター賞、ジョセフ・アストマン賞、アメリカ野球学会のトウィード・ウエッブ賞などを受賞。初代アメリカ野球学会会長のクリフォード・カックライン氏とは親友である。
[編集] 著書
- 『史上最高の投手はだれか』(潮出版社、1984年)
- 『野球はなぜ人を夢中にさせるのか―奇妙なゲームのルーツを訪ねて』(河出書房新社、2000年)
- 『ヒーローの打球はどこへ飛んだか―ロベルト・クレメンテの軌跡』(報知新聞社、2001年)
- 『メジャー・リーグを100年分楽しむ』(河出書房新社、2001年)
- 『明治五年のプレーボール―初めて日本に野球を伝えた男 ウィルソン』(日本放送出版協会、2002年)
- 『野球から見たアメリカ』(中央公論新社、2002年)
- 『野球とアンパン―日本野球の謎カウント・コール』(講談社、2003年)
- 『松井秀喜の「大リーグ革命」』(講談社、2003年)
- 『野球の英語A to Z―佐山和夫が語るアメリカ野球用語』(三修社、2003年)
- 『野球、この美しきもの。―アメリカン・ベースボールと秋田野球』(ブックダム、2005年)