元治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
元治(げんじ)は、日本の元号の一つ。文久の後、慶応の前。1864年の期間を指す。この時代の天皇は孝明天皇。江戸幕府将軍は徳川家茂。
目次 |
[編集] 改元
改元の議論は前年から始まっており、折りしも将軍徳川家茂の上洛と重なった。朝廷は「令徳」を希望し、次案に「元治」を提案したが一橋慶喜が強く反対したものの、松平慶永の説得で日本の元号では使われていない「令」は避けるという条件で幕府は了承し、事実上「元治」が採用された。なお、改元の儀式には京都守護職松平容保と京都所司代稲葉正邦が幕府代表として招かれた事が記録されている。
[編集] 出典
「周易」
[編集] 元治期におきた出来事
[編集] 死去
[編集] 西暦との対照表
元治 | 元年 | 2年 |
西暦 | 1864年 | 1865年 |
干支 | 甲子 | 乙丑 |