光ヶ丘女子高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
光ヶ丘女子高等学校(ひかりがおかじょしこうとうがっこう)は、愛知県岡崎市大西町にある私立の高等学校である。
光ヶ丘女子高等学校 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人聖カタリナ学園 |
共学・別学 | 女子のみ |
課程 | 全日制 |
学科 | 文理・福祉コース 国際コース |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒444-0811 |
愛知県岡崎市大西町奥長52番地 | |
電話番号 | 0564-51-5651 |
FAX番号 | 0564-54-0062 |
外部リンク | 光ヶ丘女子高等学校 |
目次 |
[編集] 沿革
本学園は、聖ドミニコ宣教修道女会を母体とする学校法人聖カタリナ学園が経営にあたり、聖女カタリナを保護者と仰いでいる。
聖女は、1347年3月25日にイタリアのシエナ市に生まれ、聖ドミニコ会の修道女としてその生涯を終えたが、聖女は33年の短い生涯を神と人に対する熱烈な愛で自らを捧げつくした。当時流行したペストに多くの人々が倒れていったが、聖女はその中で病人の介抱に全力を尽くした。また、中世末期の乱れた社会における聖女の純潔と豊かな奉仕的愛の実践は当時の人ぱかりでなく、現代に生きる私たちにも生きるための大きな力を与えている。
この聖女にならうことを目的とする本学園は、1925年(大正14年)4月に日本で初めて松山市に女学校として創設された。現在は、愛知・京都・兵庫・愛媛・長崎県の各地に幼稚園から大学に至るまでの教育施設をもっている。
本校もその教育目的の一環として、1963年(昭和38年)4月に岡崎の緑に囲まれた丘の上に開校し、「世の光」になれとのキリストの御言葉にちなんで、『光ケ丘女子高等学校』と命名された。
[編集] 教育目標
- “真の人間”教育
被造物である人間が人間らしく生きるためには、神の愛を確信し、素直な心・誠実な態度で努力することが肝要です。また真理を得ようと望む時、祈りのうちに心の清らかさを保ち、それを日常から高めることが必要となります。そして、人類全体の幸福を実現するためには、一人ひとりが平和を求める心で隣人愛にめざめ、お互いに助け合う友愛の心をもつことが求められます。日々の教育活動を通して、このような人生観・世界観を育成します。
「真理は、あなたがたを自由にする」(ヨハネ書第8章32節)
「自分の命を保とうとするものはそれを失い、私のために自分の命を捨てるものはそれを得る」(マタイ書第16章25節)
- “基礎”学力の養成
各人の資質啓発の基礎となる「学力」の養成に重点を置いています。単なる知譲の習得に終わることなく、人生の目的や真の幸福につながる普遍的な価値観を認識するための思考力の養成とともに、国際社会における生活感覚や行動様式を身につけて、世界に通ずる教養の涵養をはかります。
- “進路”指導の徹底
生徒の進路を長い生涯のプロセスの中での「生き方」としてとらえ、絶えざる努力をもって自分の能カ(タレント)を伸ぱし、女性としての特性を発揮できるように、生徒個人の能力と志向を十分に配慮した教科指導と、学級担任と進路指導部との連携の上にきめ細かな進路指導を進めています。
[編集] 学校の特色
[編集] 主な行事
[編集] 部活動
- 運動部
陸上部、バレーボール部、卓球部、バスケットボール部、テニス部、ソフトボール部、ソフトテニス部、バドミントン部、剣道部、ダンス部
- 文化部
吹奏楽部、合唱部、箏曲部、演劇部、家庭科部、エンジェル部、点訳部、和紙工芸部、文芸部、書道部、茶道部、パソコン部、アニメ・イラスト部、英会話部、美術部、写真部、放送部、華道部
[編集] 入学
[編集] 進学
- カトリック系高等学校のため、比較的カトリック系大学の進学が多い。県内では特に南山大学への進学が多い。愛知県内の大学が多いが、最近は関東・関西の難関大学への進学も見られる。
- 系列校である聖カタリナ大学への特別枠がある。
- 指定校推薦が多く、全て合わせると学年の人数以上である。(しかし、学校内での審査があるため誰でも推薦を取れるわけではない)
[編集] 主な卒業生
- 神野三枝 タレント、ラジオパーソナリティー
[編集] 最寄駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 聖ドミニコ宣教修道女会HP(聖カタリナ学園の母体)