Wikipedia‐ノート:免責事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
目次 |
[編集] 過去ログ
過去ログ1(2005年10月18日 16:34 (UTC) まで) 過去ログ 2006-02-25 17:35:28まで
- 本ページの草案作成から採択まで。
- 投票結果は、Wikipedia:免責事項/投票
- 参考資料: /英語版和訳
[編集] これからについて
草案が除かれ、保護が掛かっていて、投票後の指摘も出てきています。現在投票時に反映されていない要望・指摘をまとめていたほうがいいと思いますので、以下に書いておきます。(資料的な話で)--toto-tarou 2005年10月31日 (月) 11:00 (UTC)
[編集] 投票版以降の要望・指摘内容
Wikipedia:免責事項/投票以降に出てきた内容のまとめ。
(投票前) - 詳しくは過去版参照のこと。
- テンプレートのsubst展開時における免責。
- 利用者本人の顔写真への取り扱い。
- 各例示の削除もしくは改善。
(投票時コメント) - 詳しくは過去版参照のこと。
- 名誉毀損・人権侵害への言及。
- 「提供する情報について」部分の例示(選挙部分)の記載位置修正。
- GFDLに関する指摘。
- 各言語版免責事項との整合性。
(投票後コメント)
- サーバ所在地の言及部分。
- 決定内容を理事会と諮るべき。
[編集] 書き直しの必要
いくつか気がついたことを書き留めておきます。
- GFDL上の免責事項というのはウィキペディアのコンテンツを著作物として利用する人への免責事項で、そういう事項と、読者や投稿者などサイトを利用する方に対する免責事項とは同じページに同居しているとしても理論上は別もので、後者は後から改訂することもあるかも知れませんが、前者は改訂はできないか、限定された形でのみできる(追加のみ、というような)ものだと思います。(GFDLの4条O項から。)そこで、両者を区別できるようになっているのが改定作業のためには望ましいと思います。どういう風に切り分けるのがいいか、というのはちょっと難しい問題ですが。(切り分けではなくて、重複もありそうです。)
- 利用者に対する免責ということでは、読者ではなく投稿・編集者を対象とした免責がいろいろなポリシー関連のページや、投稿の際に同意を求められる文章などにも含まれていると思います。そこで、投稿・編集をして下さっている方に対する免責はこれで全てというわけではないですよ、ということも付記してあると親切かな、と思いました。
- 「コンテンツの2次利用について」以下の最初の項目を読むと、ウィキペディア日本語版がサイトとして外部サイトの管理者などを著作権違反で提訴するというような可能性があるかのようにも読めるのが少し気になりました。投稿された文書は個々人が著作者なので、基本的にはそういうことは起こりえないような気がします。(アメリカ法など、日本以外の国の法律を基準に考えるとどうなるかについてはわからないのですが。。)そこで、「サイトの投稿者から」著作権侵害だとされることはない、という風に言う方が明瞭でよいかな、と思いました。もう少し厳密に考えると、ウィキペディアンAさんの著作物がAさんの許可なしにウィキペディアンBさんによってウィキペディアに投稿され、結果として、それを知らずに利用した外部サイトのCさんがAさんから削除なり賠償なりを求められるという可能性もないわけではありません。そこで、「その部分を投稿した投稿者から」というような形で更に限定をつけるほうが正確のような気がしました。
- それに続く項目、履歴の問題を述べた箇所は、これでいいのかなといろいろ不安を感じる部分がありました。
- ひとつにはそれが何ら免責事項になっておらず、むしろある種の保証(提訴されないという保証)を与えているように思えます。
- 英語版についてはこの部分に記されているような慣行があるという印象を僕も持っているのですが、日本語版への投稿には他の言語からの投稿も含まれていますし、それらの履歴がきちんと保存されているのかどうか、断言できない部分が残っていても不思議はないと思います。そして、英語版の参加者であれ、他の方であれ、GFDLにある履歴の要求をきちんと満たすようにと期待する人はいるかも知れませんし。そこで、こういう保証は与えないほうが無難かな、と思いました。
- もうひとつ、今のWikipedia:著作権の解釈では、履歴ページや履歴専用のサブページ、それに加えてそこからのリンク先も、同一の記事(GFDLの用語では文書、Documentなどに相当するもの)になるとありますから、履歴にきちんとリンクが含まれていれば、履歴に不備はないということも十分ありえます。そのように不備がないことを知らずによくわからないけれどもこれは履歴の不備なんだろうと考えてしまう人が出るのも不幸なことのように思いました。(そういうことを避けるためには、免責に余計な保証を入れないという消極的な方策ではなくて、GFDLの解説のような積極的な方策が必要だとは思うのですが。)
- この免責事項が契約だと考えようとすると、契約の主体の一方が読者で、もう一方が「本サイト」のように読めてしまうのですが、それでいいかどうかも、気になりました。(それではまずい、と言えるだけの知識がないのですが。。)この問題は利用規約をめぐって過去にもあったことで、その時にもどういう風に処理したらいいかわからなくて困ったのですが、例えば、財団の同意を得て「サイトの運営主体である財団が、全ての読者に対して同意を求めるもの」というような形をとるといいのでしょうか?
- また、GFDL上の免責事項は「本サイト」を主語としない方がいいのかな、と思う部分もあります。これは、個々の投稿者などが、利用者に対してGFDLという許諾を与えるという形をとっていると思うので、「本サイト」はあまり関係ないような気がしました。あるいは、財団の意向によって、「このサイトで財団が投稿を受け付けるのは、投稿者が以下のような免責事項を付与するものだけです」というような構成にするというのがいいのでしょうか? その場合には、免責を宣言するのは個々の「投稿・編集者と財団」になるような気がします。あるいは、その点を詰めることなく、「本サイトでは/本サイトのコンテンツについては・・・などは一切保証されていません。」というような言い方がよいでしょうか? GFDL上の免責事項は外部サイトで利用されたり、印刷、CD-ROMなどの媒体で利用されたりする場合にもそのままコピーされることを前提にした方がいいような気がするので「サイト」という語を使わない方がいいのではないかという風にも思います。「ウィキペディア上ではこういう免責が有効だが、印刷して外部に持ち出したからその場・文脈ではこの免責の内容は無効」みたいな議論が成り立つと厄介なのでは、ということを思いました。
- 更に、免責を宣言する主体として「本サイト」を使わないだけでなく、免責が適用される場としても、本サイトという限定をしない方がいいのかな、と思う部分もあります。この具体例として、例えば、「本サイトからのリンク」に関する免責があります。ウィキペディアから外部サイトへのリンクがある場合に、リンク先の内容については一切保証がありませんよ、という宣言ですが、ではウィキペディアのページを外部サイトに(GFDLにしたがって)コピーしたら、この部分の免責はどうなるのか、と考えると、読み方によっては「ウィキペディアから外部へのリンクは保証されなかったけれども、外部サイトから別の外部サイトへのリンクについては何も免責はない。そこでリンク先に飛んでみて損害を蒙ったらウィキペディアの投稿者に賠償を求められる」というようにも読めるような気がしました。実際にどれだけそういう可能性を心配するべきかについてはよくわかりませんが、いろいろな文脈・サイトで利用されているのは確かですし、「文中などにURLやハイパーリンクが含まれることがありますが、そのURLにあるコンテンツや、ハイパーリンク先のコンテンツなどについて何ら保証をするものではありません」という類の文章にしたら一応解消できるのではないかな、という気がしました。
何だか疑問や文句ばっかりで済みません。。(初稿を書いたのは僕で、ここに挙げた点のいくつかは僕の初稿に問題があったものもありますし、特に批判とか非難をしたいということではないです。念のため。)Tomos 2005年11月27日 (日) 11:13 (UTC)
- 批判とか非難と受け取る方はいないと思いますよ。
- 投票用に確定された後にいろいろと改善点が#投票版以降の要望・指摘内容に示すとおり出ていることですし、問題点があり反映すべき点があれば、それに即して改訂案を提示して修正の是非を問えばいいかと思います。サイトに対する免責事項としていた内容にGFDLへの免責事項の内容が追加された時点で、文書内の位置付けで対応しようとしたのがまずかったのかもしれません。言われているように重複部分はでてくるでしょうが、GFDLに関する免責事項を別にするために文書分割をしたほうが確かにいいように感じます。--toto-tarou 2005年11月29日 (火) 15:18 (UTC)