出口調査
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出口調査(でぐちちょうさ)とは、選挙結果を事前に予測するため、投票所の出口で、投票した人に直接、投票行動を尋ねて調べること。最も精度の高い選挙結果の予測ができる。
調査結果の発表によって投票結果が変わることを防止するため、調査結果の発表は投票締め切り時刻を過ぎてから発表される。しかし、日本の国政選挙の場合、有力政党や有力候補には、「生データ」が投票締め切り前に漏洩しているとも言われる。
現在では多くのテレビ局、新聞社などが行っている。日本の大型国政選挙では全国で数十万人を対象に実施される。
当選確実を出すタイミングなどは報道各社が独自に決めているが、事実上の信任投票である選挙区では、開票5分もしないうちに当選確実ランプが出ることもある。なお、当選確実となった候補がそのまま当選する確率はほぼ100%であり、当確が出た瞬間当選と断定して差し支えない。
調査結果と実際の結果が大幅にずれていた場合、テレビ局では責任者の更迭人事をとっている。
[編集] 関連書籍
- 谷岡一郎 『「社会調査」のウソ』リサーチ・リテラシーのすすめ 文春新書 文藝春秋社 ISBN 4166601105
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 東京都立図書館 しらべま専科 …質問事例「選挙で活用されている出口調査について」(事例ID:4661)がある。
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