勝鹿北星
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勝鹿 北星(かつしか ほくせい、1946年?1月3日 - 2004年12月7日)は『MASTERキートン』の原作者として知られる漫画原作者。本名菅伸吉(すが しんきち)。
勝鹿北星以外にも「きむらはじめ」「ラデック・鯨井」など5つものペンネームを持ち、連載当時からその正体について様々な憶測が流れた。勝鹿北星という名前は「謎めいたペンネーム」を作るために作ったと本人は連載終了後に告白している(連載時に同じ雑誌の他の作品の原作も兼ねていたという事情もあったようだ)。事実連載中多くの出版関係者の間では、勝鹿北星とは複数の原作者による集団作家名という噂がもっぱらだった。
1967年小樽商科大学卒業後、電通に入社。PR担当として働く傍ら漫画原作を手がけるようになる。 代表作は『MASTERキートン』、『ゴルゴ13』、『なんか妖かい!?』、『ホットDOC』など。国際情報、軍事、歴史などに幅広い知識をもとにしたストーリーが特徴。『MASTERキートン』の連載中に作画の浦沢直樹との対立から勝鹿が降りたため、印税の分与問題が生じ、2004年の勝鹿の癌による死後『MASTERキートン』は絶版状態となっている(2005年5月の『週刊文春』)。しかし、『MASTERキートン』が実際どれくらいの比率で二人によって作られたのかはファンの間で論争の的になっている。
また勝鹿北星は『美味しんぼ』の原作者雁屋哲とは電通の同期にして友人であり、主人公山岡士郎のモデルともいわれる[要出典]。
[編集] 代表作
- MASTERキートン(絵:浦沢直樹)
- ゴルゴ13(きむらはじめ名義、原著作者:さいとう・たかを)
- なんか妖かい!?(きむらはじめ名義、絵:里見桂)
- ホットDOC(きむらはじめ名義、絵:加藤唯史)
- たちまち晴太(きむらはじめ名義、絵:水島新司)
- ハンサムウーマン(プランダ村名義、絵:鎌田洋次)
- Seed.(ラデック・鯨井名義、絵:本庄敬)
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 漫画原作者 | 2004年没