北山文化
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北山文化(きたやまぶんか)とは、室町時代初期の文化で、三代将軍足利義満(1358年~1408年)の北山山荘に代表され、14世紀末~15世紀前半までをさす。東山文化に対して使われる言葉である。
ただし、今日の歴史学では東山文化と合わせて「室町文化」と呼ぶのが一般的だという。(東山文化の項に注記)
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[編集] 特色
南北朝時代の動乱を経て、それまで伝統的であった公家文化と、新興の武家文化の融合が特色で、明との勘合貿易、禅宗を通じて大陸文化の影響も受けている。
[編集] 建築
- 鹿苑寺 金閣(1397年):正式には鹿苑寺舎利殿。北山文化を代表するもので足利義満が北山山荘に造営した(北山山荘は義満死後その法名をとって鹿苑寺となる)。一層が公家風の寝殿造で阿弥陀堂、二層が住宅風(俗説では武家造)、三層が禅宗様の仏殿風で仏舎利を置いた。(参考:慈照寺 銀閣)
[編集] 彫刻
- 能面彫刻
[編集] 文学
[編集] 絵画
[編集] 芸能
[編集] 宗教
[編集] 関連項目
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