南島 (ニュージーランド)
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南島(みなみじま、なんとう、South Island)は、ニュージーランドの島。北島 (North Island)とともにニュージーランドを構成する。マオリ語では"Te Wai Pounamu"(「ヒスイの水」の意)。面積は150,737平方メートルで、世界12位の大きさの島。西海岸に沿って南アルプス山脈がありクック山(3,754m)が最高峰である。
19世紀の地図の中には、ミドル島(Middle Island)やニューアルスター(New Ulster)とされている地図もあり、南島(South Island)は現在のスチュアート島のことを意味していた。
南島はしばしば(ユーモラスに)"Mainland"(本土)と呼ばれる。ひとつの理由として北島より大きいからであるが、もうひとつの理由としてはマオリの伝説に由来している。しかし人口は北島の方が多く、ニュージーランドの人口の4分の3の約300万人が北島に暮らしている。
北島の住民(特にオークランドの住民)の中には、南島をひとつの町であるかのように考えている人もいる。南島で起こった出来事を、都市や町を特定せずに"down south"(南では)と言ったりする。
[編集] 南島の都市及び町
- アッシュバートン (Ashburton)
- アレキサンドラ (Alexandra)
- インバカーギル (Invercargill)
- ウエストポート (Westport)
- オマラマ (Omarama)
- オマル (Oamaru)
- カイコウラ (Kaikoura)
- クイーンズタウン (Queenstown)
- クライストチャーチ (Christchurch)
- グレイマウス (Greymouth)
- ダニーデン(Dunedin)
- テ・アナウ (Te Anau)
- ティマル (Timaru)
- ネルソン (Nelson)
- ブレネム (Blenheim)
- ホキティカ (Hokitika)
- メスベン (Methven)
- ワナカ (Wanaka)