史上最強の弟子ケンイチ 技の一覧
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史上最強の弟子ケンイチ 技の一覧(しじょうさいきょうのでしけんいち わざのいちらん)は漫画『史上最強の弟子ケンイチ』に登場する技名とその内容の一覧である。実在する技も多々あるが、少年漫画風にアレンジが加わっている事を留意されたし。
目次 |
[編集] あ行
- アパンチ
- アパチャイの必殺技の1つ。超高速のものすごい連打で、車数台が一瞬にして宙を舞った。「週刊版」では未使用だが、「月刊版」にて使用が確認できる。(使用者:アパチャイ・ホパチャイ)
- 居捕り
- 座った状態からの攻撃に対して編み出された護身術。低姿勢からの攻撃を無効化し、相手を取り押さえる。(使用者:白浜兼一)
- 烏牛擺頭(うぎゅうはいとう)
- 心意六合拳の技。相手の蹴りを避けながら足を取り、膝の関節を破壊しながら胸部に頭突きを入れる技。実戦ならこのまま金的攻撃を加えることもできる。(使用者:白浜兼一、馬剣星)
- 腕ひしぎねじり落とし
- 体の小さい直樹が繰り出した技。相手の腕を取ると同時に足を首に掛け、頭から地面に叩き落す。手の捕りかたからいって小手返しの派生技と思われる。(使用者:山本直樹)
- 烏龍盤打(うりゅうばんだ)
- 体ごと回転させて手に気血を送り硬質化させ、そのまま手刀、もしくは掌打で叩き潰す技。バスの金属の天井をへこますほどの威力である。(使用者:谷本夏)
- ウルトラ・ボロパンチ
- 腕を数回廻し、遠心力を得て放つアッパー。決まればアゴくらいは簡単に砕ける。何度も回すので「ウルトラ」なのだという。(使用者:武田一基)
- 鬼張手(おにはりて)
- 簡単に言えば相撲でいう張り手だが、その威力はすさまじく、噴水の柱を一撃で粉砕した。 (使用者:トール)
[編集] か行
- カウロイ
- ムエタイの技のひとつで、首を押さえ込む首相撲状態からの膝蹴り。わざと相手の顔を狙った突きをかわさせ、よけた隙を狙い、取りに行く場合もある。(使用者:白浜兼一、アパチャイ・ホパチャイ)
- 肩車
- 相手の肩と股間を掴み上げて自分の肩まで乗せ、勢いをそのままに頭から地面に落とす柔道の投げ技。(使用者:宇喜田幸造)
- 数え貫き手(かぞえぬきて)
- 通常の貫き手を”四”と見立て、そこから指の数を”三””二””一”と減らしていく技。数が減るに従って、指一本当たりの貫通力は増していく。(使用者:風林寺隼人、緒方一神斎)
- 韓湘子(かんしょうし)
- 酔八仙拳の技の1つ。突きの後にそのまま裏拳を放つ二段攻撃。(使用者:李雷薙)
- 逆エビ背負い投げ
- 敵に対して背と背を向けた状態から腕を取って投げる技。投げと極めが同時に為されるので、関節がはずれてもおかしくない。(使用者:宇喜田構造)
- 久賀舘流極意
- 久賀舘流杖術の極意。神道無想流同様5つ存在するが、技の系統は異なる。最後の1つは未登場。(使用者:久賀舘要)
- 一つ"雷鳴"(らいめい)-棒高跳びの要領で前方に勢いよく跳び、かかと落としのあと、杖を打ち下ろす技。
- 二つ"無現"(むげん)-杖をバトンのように高速で回し、触れるものを攻撃する技。
- 三つ"闇突き"(やみづき)-自分の体で杖を隠し、死角から突く技。
- 四つ"導父"(どうふ)-杖を踏みつけて弓のようにしならせ、その反動を用いて高く跳んで頭上から突き下ろす技。
- 朽木倒し
- 足を掬い上げて転倒させる柔道の投げ技。(使用者:白浜兼一)
- グランディオーソカウンター
- 回転によって攻撃を受け流しながら攻撃する技。多数相手でもその力を発揮する。(使用者:九弦院響)
- 交差撃墜(クロッシング・ショットダウン)
- 敵の攻撃を捌きながら掌打を放つカウンター技。(使用者:オーディン)
- グングニル
- メガネをはずし、「観の目」状態のとなったオーディンが使用する必殺技。敵の防御をすり抜けるかような百発百中の掌打を放つ。相手のリズムを覚えなければ使用できないので、戦闘開始直後や複数人相手の場合は使用できない。(使用者:オーディン)
- 迎門鉄臂(げいもんてっぴ)
- 心意六合拳の一手。突き上げと膝蹴りを同時に行う技。(使用者:白浜兼一)
- 岬越寺蛙ひねり(こうえつじかわず―)
- 仰向けの状態から、上空に向けて倒立しながらきりもみ状の蹴りを食らわせる技。(使用者:岬越寺秋雨)
- 岬越寺無限轟車輪(こうえつじむげんごうしゃりん)
- まず10人以上の敵を転がし、彼らの両手両足を利用して間接を極め輪を作る技(状態)。外から誰かに外してもらう他なく、自分たちで逃れる術はない。(使用者:岬越寺秋雨)
- 扣歩・擺歩(こうほ・はいほ)
- 攻撃を躱すための八卦掌の歩法の1つ。上体をギリギリまで残し、一気に側面に滑り込むことで相手の視界からは消えたかのように見える。これを応用すると足を引っ掛け、上体を押すだけで相手を転ばせることもできる。
- 香坂流 相剥斬り(こうさかりゅうあいはぎぎり)
- 薄い木の葉すら真剣で2枚に剥がす妙技。どんなものにも寸分違わず正確に刃を通せるという、演武的な意味合いの強い技と思われる。(使用者:香坂しぐれ)
- コリツオー・ボーフ・スミエールチ(死神の輪)
- 相手の目の前で側転宙返りし、敵の足を取りながら鳩尾に膝を当て、そのまま回転しながら首を極めてエビ反りに持っていく関節技。(使用者:ボリス・イワノフ)
[編集] さ行
- 最強コンボ(さいきょう―)
- 空手の「山突き」→ムエタイの「カウロイ」→中国拳法の「鳥牛擺頭」→柔道の「朽木倒し」の順で繰り出される、兼一ならではの必殺技。防御の難しい山突きが決まることで、流れるような連続攻撃が可能となる。それぞれの技については対象の項目を参照。なお名前は新島が総督の特権(多数決で自分だけ100票)を使い勝手に決めた。(使用者:白浜兼一)
- 最強コンボ2号
- 空手の「手刀横顔面打ち」→ムエタイの「連続ティーカオ」→中国拳法の「単把」→柔道の「背負い投げ」と繋げる、最強コンボの別バージョン。更なる修行で技のバリエーションが増えた兼一が使用。(使用者:白浜兼一)
- 手刀横顔面打ち - 標的の側頭部に手刀を叩きつける技。
- 連続ティーカオ - 膝蹴りの連続技。
- 単把 - 心意六合拳の技。掌をもう一方の掌に重ね、標的を打ち抜く掌底。
- 背負い投げ - 相手の袖と襟を掴み、自分の腰を相手の腰の下に入れて浮かせた後、袖を引っ張り肩越しから投げる技。
- 最強ショートコンボ
- ムエタイの「ティー・ソーク」3種(トロン→ボーン→ラーン)→空手の「拳槌打ち」と繋げる連続技。(使用者:白浜兼一)
- ティー・ソーク・トロン - 標的の胸部を水平に打ち抜く肘打ち。
- ティー・ソーク・ボーン - 標的の頭部に向けて打ち下ろす肘打ち。
- ティー・ソーク・ラーン - 標的のアゴへと打ち上げる肘打ち。
- 拳槌打ち - 充分に勢いをつけた拳を上方から叩きつける技。
- 三頭竜六合陣(さんとうりゅうろくごうじん)
- 三位一体の合わせ技で、太極拳の螺旋、八卦掌の円、形意拳の直線の動きを自由に組み替えることで変幻自在の攻撃力を発揮する。ある程度優れた武術家なら例えば「螺旋の動き」を見れば「螺旋の動きに対する防御」を反射的に採る事が出来るが、この陣は例えば螺旋の動きを見せた後に円の動き、直線の動きで実際の攻撃を行う事によって相手の反射的防御を逆手に取る技なのである。言い換えれば、一人がわざと誇張した動きで攻撃してこれをフェイントとし、その隙を突いて残りの二人が仕留める(或いは二人がフェイント、一人が仕留める)技。無論どの動きをフェイントに、どの動きを本命にするかは自由自在であり、威力もマスタークラスの技に迫るものがあると思われる。(使用者:郭誠天、帳射林、楊鉄魁)
- シフト梁山泊
- 正確には『技』ではなく、名称も本編では呼称されていない(この名称は本格的に使用された回のサブタイトルからの引用である)。
- トリッキーな動きをする相手や対戦相手のリズムを読む事を得意とするタイプと戦う際に使用する、師匠の動きのコピー。その際には動作はおろかその口調や所作まで、完璧に人格ごと変わる。また、この状態で師匠の技を『劣化~』(れっか―)として使用可能だが、作中で使用が確認された技は以下のふたつのみである。(使用者:白浜兼一)
- 香坂流 劣化相剥斬り- しぐれコピー時に使用。腕を剣に見立てて放つ、鋭い手刀。
- 劣化チャイキック- アパチャイコピー時に使用。本物のチャイキックのような『蹴り上げる一撃』ではなく、ティー・ソーク→連続パンチ→各種キックのコンボ技となっている。
- 四方投げ(しほうなげ)
- 自分の指を相手の掌に引っ掛け、捻りながらやや持ち上げることでバランスを崩し、梃子の原理で投げる合気道技。作中で使われた技は「両手四方投げ」に分類される。(使用者:白浜兼一)
- ジュルス
- シラットにおける基本の型。18つあるが、本編では3つまでしか判明していない。(使用者:ラデン・ティダード・ジェイハン)
- 第一のジュルス - 敵の突きを捌きながら腹部を突き、首に腕を回して投げ飛ばす型。
- 第二のジュルス - 金的狙いの型。
- 第三のジュルス - 敵の突きを捌いた手で、そのまま裏拳を当てる型。
- 四股トルネード(しこ―)
- 倒れた相手に対して、捻りを加えた四股で踏みつける技。力士の体重と力の乗った一撃のため、その威力は絶大。(使用者:トール)
- 七星蟷螂斬腰(しちせいとうろうざんよう)
- 足を掛けながら腕を取り、更に脇腹に手刀を当てることで転倒させる技。(使用者:劉玄孫)
- 十字手(じゅうじて)
- 両手を交差させ手刀の先で相手の鼻を削ぎ落とす技。(使用者:郭誠天)
- 撞木捕り(しゅもくどり)
- 相手の肩を担ぎながらヘルメットのアゴ紐(本来は首と思われる)を掴み、体を回転させて自分ごと地面に投げつける技。(使用者:白浜兼一)
- ジャイアントネコメガエルパンチ
- ジェームズ志場直伝の必殺パンチ。相手の懐に飛び込んで屈み、全身のバネを利用して跳び上がりながら両手をコークスクリュー状にして下から放つ。ジャイアントネコメガエルは志場が飼っているペットから。輪島功一のカエルパンチがモデル。(使用者:武田一基)
- 浸透勁(しんとうけい)
- 手の側面を相手の体に密着させ、強く踏み込むと同時に掌を押し出して、内部に衝撃を与える技。(使用者:オーディン)
- 浸透水鏡掌(しんとうすいきょうしょう)
- 剣星の必殺技。特殊な掌底によって、温泉のお湯全てを弾き飛ばした。人体に使用すると、体中の孔という孔から血液が噴き出すと思われる。(使用者:馬剣星)
- 新白スラッシュ(しんぱく―)
- 新白連合の旗で相手を斬る(叩く)技?(使用者:松井)
- 猛獣跳撃(スラガンハリマウ)
- 虎に擬態し、跳躍しながら襲い掛かる。(使用者:ラダン・ディダート・ジェイハン)
- ソーク・クラブ
- ムエタイの回転ヒジ打ち。(使用者:白浜兼一、アパチャイ・ホパチャイ)
- 双掌打(そうしょうだ)
- 両手で放つ掌打。
- 双纒手(そうてんしゅ)
- 八極拳の一手。敵の防御をこじ開け、足から送り出された力を背中の筋肉で増幅させて放つ双打掌。(使用者:白浜兼一)
- 双風貫耳
- 太極拳の一手。相手の頭を挟むように頭側面に拳を打ち鼓膜を破裂させる技。(使用者:郭誠天)
[編集] た行
- 退歩掌破
- 一歩引いた脚と、前に突き出した反対の腕を一直線にすることによって、向かってくる相手を返り討ちにするカウンター技。
- 馬剣星曰く、相手は「地面に固定された柱に自ら突っ込んだ」状態になるらしい。 (使用者:白浜兼一)
- 托槍掌(たくそうしょう)
- 八卦掌における型の1つ。片方の手で顔を守り、もう片方の手を仰向けにして喉元へ突き出す。この型を左右逆にすることで、攻撃と防御を同時に為す。(使用者:白浜兼一、馬剣星)
- 畳乱れ返し(たたみみだれがえし)
- 畳部屋の畳を掌打1発で数枚から十数枚ひっくり返し、標的の進路や視界を遮る技。(使用者:岬越寺秋雨)
- ダブルウルトラボロパンチ
- ウルトラボロパンチを左右連続して放つコンビネーション。(使用者:武田一基)
- ダブルチッキ
- 前方宙返りしながら右→左と連続してかかと落としを放つ技。一撃目と近い箇所に二撃目を放つので、防御を力で突破することが可能。しかし着地が難しいため、この技で仕留め損なった場合ピンチを招いてしまう。(使用者:南條キサラ)
- ダブルトルネードチッキ
- ダブルチッキに捻りを加えて、蹴る箇所をずらすことが可能になった技。巧く着地できるようになっていることから、完成度は高い。(使用者:南條キサラ)
- 地躺拳連環掌拳脚法(ちしょうけんれんかんしょうけんきゃっぽう)
- 縦横に回転しながら突きと蹴りを繰り出し、触れるもの全てを破壊する絶招(奥義)。(使用者:李天門)
- チッキ
- テコンドーのかかと落とし。キサラは途中で蹴りの軌道を変えての攻撃も行った。(使用者:南條キサラ)
- チャイキック
- アパチャイが全力で蹴り上げる技。標的ははるか上空に打ち上げられた後、粉々に砕け散る。(使用者:アパチャイ・ホパチャイ)
- チュパンチ
- アパンチを真似た闘忠丸の必殺技(?)。自分の体と同じくらいの大きさのミニカーをボコボコにした。
- 張果老(ちょうかろう)
- 遠心力をつけた裏拳と、後ろ回し蹴りを同時に放つ技。(使用者:李雷薙)
- 超時空飛びヒザ蹴り(ちょうじくうとび―)
- 宙高く飛び上がり、一瞬のうちに無数の飛び膝蹴りを放つ技。(使用者:呂塞五郎兵衛)
- 天王托塔(てんのうたくとう)
- 突き出した手と同じ方の足を踏み込むことによって、より強く体重を掛けて放つことのできる上方への掌打。(使用者:馬槍月)
- 倒発鳥雷撃後脳(とうはつちょうらいげきこうのう)
- 敵の攻撃を裁きながら特殊な歩法で背後に回り、後頭部に手刀を放った直後、同じ箇所に二撃目の突きを放つかなり危険な技である。(使用者:谷本夏)
- 徹し(とおし)
- 敵の頭部に掌を密着させ、全身に捻りを加えて脳に衝撃を与える技。かなり頑丈なはずの兼一を一撃でしとめた。(使用者:辻新之助)
- トールハンマー
- 両手をガッチリと組み、その状態で上下左右に腕をブン回す技。相当な手練相手でもまともに食らえば吹っ飛ぶ。(使用者:トール)
[編集] な行
- 睨み倒し(にらみだおし)
- 殺気を込めた眼力で威圧し、相手を倒してしまう技。相手を萎縮させる「気当たり」の上級技とも言える。ただし準達人級以上の実力者にはあまり効果はない。(使用者:逆鬼至緒)
- 新島コンボ
- 催涙スプレーを吹き付けた後、特殊警棒で殴りつけるある意味とても合理的なコンボ。(使用者:新島春男)
- 脳天地獄蹴り(のうてんじごくげり)
- 相手を頭上まで担ぎ上げた後、地面に向かって叩きつけながら頭を蹴り上げる荒技。(使用者:緒方一神斎)
[編集] は行
- バーサクモード
- 極度の興奮状態に陥り、より凶暴になった状態のこと。身体能力も向上し、痛みも感じない。敵から攻撃を受けることで、この状態へのスイッチが入る。(使用者:バーサーカー)
- バックマシンガンアタック
- 敵を背にした状態から裏拳を数発顔面に打ち込む技。(使用者:水沼)
- 人手裏剣(ひとしゅりけん)
- 人間を手裏剣のように投げつける長老ならではの力技。(使用者:風林寺隼人)
- 飆移風切り羽(ひょういかぜきりばね)
- 回転を織り交ぜた蹴り主体の華麗な連続技。とどめは後方宙返りしながら両足でサマーソルトキックを放つ。(使用者:風林寺美羽)
- 風林寺光鵬翼(ふうりんじこうほうよく)
- 敵に諸手突きを放ったあと、首相撲で何度も膝蹴りを食らわせ、空中に飛び上がって自身の体を一本の杭に見立てて、回転しつつ爪先から敵の体にねじ込ませる必殺技。(使用者:風林寺美羽)
- 不動砂塵爆(ふどうさじんばく)
- 禁じ手と謳われた逆鬼の必殺技。サンドバックを1ミリも揺らすことなく、背面から中身を全て吹き飛ばした突き。人体に使用すると、立ったまま背中から全ての内臓をぶち撒けると思われる。(使用者:逆鬼至緒)
- 亡心波衝撃(ぼうしんはしょうげき)
- こめかみの辺りを両手で挟んで叩くことで、ある程度任意に記憶を消去する技。悪人を改心させたり、自分に都合の悪い記憶をムリヤリ消したりする場合に使用。兼一に使ったこともある。(使用者:風林寺隼人)
[編集] ま行
- 幻の左
- 不随から復活した左のストレート。復活後はしばらくこのネーミングだったが、YOMI編に入ってからは普通に左ストレートと呼んでいる。
- 叶翔との戦いで死線を越えた時は、『アパンチ』を思わせる高速の連射として放つ。
- (使用者:武田一基)
- 無影無限突き(むえいむげんづき)
- 突かれた瞬間に閃光が走るほど強烈な突き。
- (使用者:風林寺隼人)
- 無拍子(むびょうし)
- 空手、ムエタイ、中国拳法における突きの要訣を混ぜ、柔術の体裁きで放つ兼一の必殺技。達人級を除けば、一撃の威力は最強クラス。技自体はノーモーションなのだが、発動姿勢に至るまでに様々な条件(超接近することと、小さく前ならえをすること)があることが弱点。
- (使用者:白浜兼一)
- 悶虐陣破壊地獄(もんぎゃくじんはかいじごく)
- 秋雨の人を殺さないための必殺技。投げ、当身、関節技を同時に仕掛ける繊細な技で、「投げられ木偶君ウルトラ」をグニャグニャにした。人体に使用しても完全に動きを封じ込めるだけで、死にはしないらしいが、死んだほうがマシという恐ろしい技である。
- (使用者:岬越寺秋雨)
[編集] や行
- 山突き(やまづき)
- 抜塞大という空手の形で使われる型。顔面と腹部を同時に突く技で、完全な防御は難しい。(使用者:白浜兼一、オーディン)
[編集] ら行
- 雷声(らいせい)
- 太極拳の極意。特殊な呼吸法で横隔膜を振動させ、驚異的な速さで拳を繰り出す技。拳銃に例えるなら、横隔膜が撃鉄で拳が弾丸のようなものである。(使用者:郭誠天)
- 藍采和(らんさいわ)
- 酔八仙拳の技の1つ。相手の足を抱え、立ち上がる勢いを利用して転ばせる技。柔道の諸手刈りと似た技。(使用者:李雷薙)
- 梁山泊流多獄陣(りょうざんぱくりゅうたごくじん)
- 鬼幽会館長・アラン須菱の号令で発動される袋叩きのこと。梁山泊とは無関係。(使用者:アラン須菱)
- 零点零零零二%組手(れいてんれいれいれいにパーセントくみて)
- その名の通り厳密には技ではなく、組手。無敵超人こと風林寺隼人が自分の実力を本来の50万分の1、つまり0,0002%に抑えて情け容赦を全くかけずに行われる組手で、風林寺本人が合格と判断するまで終わらない。実力を50万分の1に抑えているとはいえ、組手をする相手に対しての躊躇いや容赦が無い為、ほんの少しの気の緩みで死んでしまう程に過酷。(使用者:風林寺隼人)
- 鎮魂歌バスター(レクイエム―)
- 敵にしっかりと組み付き、モーツァルトのレクイエムを歌いながら地面に向かって逆さまに落下してゆく捨て身の最終奥義。(使用者:九弦院響)