国際切手展
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国際切手展(こくさいきっててん)とは、世界一流の郵趣コレクションを広く公開し、郵趣の普及と拡大を図るとともに国際郵趣連盟の加盟国(略称:FIP、加盟68カ国及び地域)の切手を海外に普及することを目的とし、毎年2~3カ国で開催されている。
日本においては、1971年、1981年、1991年、2001年と10年おきに開催されてきた。日本国際切手展2001(略称:PHILANIPPON'01)は、「世界が集う 夢がふくらむ 切手の祭典」をテーマに、「写真付き切手」のデモンストレーション販売を実施するなど、郵趣に関わる郵便事業関係者のみならず一般利用者を対象にした幅広いイベントとして開催された。
21世紀に入り、国際切手展の主催組織を構成する各国郵政組織が独立行政法人化、民営化されたことにともない、その開催数が大幅に減少した。日本においては、郵政三事業が2007年10月1日に日本郵政公社から日本郵政株式会社に移管され、日本における国際切手展の開催意義も大幅に見直される。