壽生命保険
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壽生命保険株式会社(ことぶきせいめいほけんかぶしきがいしゃ)は、1920年(大正9年)3月に、秋田鉄道の創業者である河東田経清、平田章千代らにより、万壽生命保険株式会社(まんじゅせいめいほけん)として資本金200万円で設立。1924年(大正13年)6月に壽生命に改称。設立直後より不景気に見舞われ、また、関東大震災によって本社が類焼するなど、極度の不振が続いた。主務省である商工省の、不振保険会社の整理統合を進めるべきとの方針もあり、1933年(昭和8年)、後に日本生命に統合される愛国生命へ包括移転。
1933年(昭和8年)(4月31日)時点の契約件数は17,040件であった。