大山デブ子
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大山 デブ子(おおやま でぶこ、本名:神原ヤス、1915年4月13日 - 1981年7月14日)は、日本の女優。一時期大山 でぶ子、蒲田 デブ子名義で活動していた時期もあった。奈良県奈良市の生まれ。
1924年、「元禄女」でデビューして以来、「デブ」女優として数多くの映画に出演。現在のデブタレントの先駆者的存在である。寺山修司の寵愛を受け、天井桟敷で寺山書き下ろしの舞台で主演を演じるなど、濃密な関係が噂されたこともあった。非常に太っていたが、同時に不思議な魅力を醸し出していたといい、かなりモテたという。1981年、腎不全のため惜しまれつつ亡くなった。享年66。夫は脚本家の伊勢野重任、姉に女優の橘喜久子がいる。
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[編集] 主な出演作品
[編集] 映画
- 元禄女(1924年)
- そば屋の小僧(1929年)
- あら太いわね(1932年)
- アフリカ探検(1932年)
- 丸髷とボーナス(1936年)
- てるてる天助(1936年)
- ターザンの冒険(1937年)
- 乳房(1937年)
- 結婚武勇伝(1938年)
- 百万円事件(1939年)
- 新妻(1939年)
- 檻(1962年)
[編集] テレビ
[編集] 舞台
- 大山デブ子の犯罪