太魯閣国家公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
太魯閣国家公園(タロコこっかこうえん)は、台湾東部にある国立公園。総面積は9万2000ヘクタール。行政区画上は花蓮県、台中県、南投県に属している。
公園内の太魯閣渓谷(タロコ渓谷)は台湾の中でも特に人気のある観光地である。
目次 |
[編集] 主な名所
- 九曲洞
- 太魯閣渓谷でもっとも素晴らしい景観が見られる場所。
- 長春祠
- 東西横貫公路の工事中に殉職した212名の霊が祀られている場。
- 燕子口
- 岩壁に多くの小さな洞穴があり、そこで無数のツバメが巣を作っているため燕子口と名付けられた。
- 慈母橋
- 赤い総大理石造りの橋。
- 天祥
- 宿泊・飲食の施設が集中している場所。
- 錐麓大断崖
- 高さ200mの大理石の1枚岩がそそり立っている。
- 流芳橋
- 大禹嶺
- 布洛湾
[編集] 歴史
- 1937年12月27日 台湾総督府が「次高タロコ国立公園」として太魯閣周辺の広い地域を国立公園に指定する。
- 1945年8月15日 日本が敗戦し、台湾が中華民国統治下に置かれるとともに「次高タロコ国立公園」は無くなる。
- 1986年11月28日 「太魯閣国家公園」が成立する。