姉小路公景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
姉小路 公景(あねがこうじきんかげ、慶長7年9月12日(1602年10月26日) - 慶安4年12月11日(1652年1月21日))は江戸前期の公卿。父は阿野実顕、母は卜部兼治の娘。官位は参議、従二位権大納言。
慶長18年(1613年)、室町時代から300年近くにわたって断絶していた姉小路家を再興した。家禄は200石。寛永9年(1632年)、参議となる。慶安4年(1651年)没した。
実道、実種の二人の男子がおり、実道は姉小路の名跡を継ぎ、実種は風早家の祖となっている。娘が数人おり、うち一人は伊達兵部宗勝の嫡男・宗興の正室となって、伊達騒動に関連して伊予吉田藩に預けられた。