宿営用天幕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宿営用天幕(しゅくえうようてんまく)は、陸上自衛隊の装備。主に各部隊が保有し演習・野営等において運用する。作戦天幕や携帯天幕に代わり、昭和62年から配備が開始された。
目次 |
[編集] 諸元
- 収容人数:6名
- 重量:約50kg
- 全長:4500mm(展開時)
- 全長:1900mm(展開時)
- 全幅:2600mm(展開時)
- 底面積:12㎡
[編集] 特徴
作戦準備間、戦闘時の体力、戦闘力回復をはかるための装備。6人用であり、定員どおりならばかなり広く、ゆったりと休むことが出来る。但し、あくまでゆったりとしたスペースを確保するならば定員で使用はせず、両出入り口を除く幕側の両端に4人が簡易ベット等を使用して中間の空間を確保した状態であり、6人で宿泊するには多少窮屈である。(「かなり広く、ゆったりと休むことが出来る」と記載があるが、この天幕を実際に使用したらこの記述は間違っても出来ないはずである。)
名前は固いが、言ってみれば宿営用のテントである。一般用と寒冷地用があり、後者の方が生地は厚い。専用の白色覆いもある。
[編集] 製作
- 帝国繊維
- トスコ株式会社