小笠原流
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小笠原流(おがさわらりゅう)は、騎射を含む弓術を中心とする武術、またそれに伴う武家故実の一流派である。なお、守護大名としての特定の小笠原氏に関しては、別項目を参照の事。
[編集] 歴史
小笠原流は、源頼朝の臣である小笠原長清を祖とする武術および武家故実の流派である。
小笠原性は長清が高倉天皇から賜ったとされ、源頼朝をはじめとする武将の糾法(弓馬術礼法)師範を代々つとめていた。 その後後醍醐天皇の時代には小笠原貞宗と小笠原常興が『修身論』と『体用論』をまとめ、今の小笠原流の基礎を築いている。 2006年現在の宗家は小笠原清忠。