尿流量測定ウロフロメトリー検査
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前立腺肥大症の排尿障害の程度を客観的に知る上で、尿流量測定ウロフロメトリー検査(にょうりゅうりょうそくていうろふめとりーけんさ)は必要な検査である。
[編集] 検査の読み方
- 縦軸が尿の速度(単位:ml/秒)である。横軸は時間(単位:秒)である。縦軸の上の方向に高く、横軸が狭い方が尿の勢いが強いことを示す。
[編集] 正常の検査所見
- 443mlの尿を18.2秒、最高で37.4ml/秒の速度で排尿している。正常の所見である。
[編集] 排尿障害の検査所見
- 141mlの尿を49.2秒、最高で6.2ml/秒の速度で排尿している。正常者と比べて明らかに排尿障害が強いことが判定できる。