山形県道・宮城県道13号上山七ヶ宿線
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山形県道・宮城県道13号上山七ヶ宿線(やまがたけんどう・みやぎけんどう13ごうかみのやましちかしゅくせん)は山形県上山市と宮城県刈田郡七ヶ宿町を結ぶ主要地方道である。
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[編集] 概要
- 路線認定:1953年(昭和33年)3月31日(宮城県分。山形県分は不詳。)
- 主要地方道指定:不詳
- 実延長:21.33km(山形県分16,522m、宮城県分4,808.5m)
- 起点:上山市新丁
- 終点:刈田郡七ヶ宿町東沢(追分)
起点周辺は上山市街地の目抜き通り。かつては上山城下を複雑に折れて国道13号に出る経路だったが、最近上山市役所まで直進し左折する経路に区域変更になり、県道としては多少わかりやすくなった。
国道13号上山バイパスをくぐると楢下(ならげ)地区へ向かう。これまでは楢下宿を貫通する経路だったが、2005年(平成17年)7月にこの町並みを迂回する楢下バイパス(約3km)が完成し、通過交通が減少する分だけ町並みは守られるものと思われる。
楢下バイパスの終点、赤山地区で左折し金山峠を越え、宮城県に入り七ヶ宿町追分地区で国道113号に合流する。金山峠は舗装されているもののなかなかな山道でかつ冬季閉鎖されるが、赤山地区から分岐する山形県道268号楢下高畠線なら柏木峠が柏木トンネルに改良されており通年国道113号に抜けられる。
[編集] 別名
- 羽州街道 楢下宿・金山越(国指定史跡、1997年(平成9年)9月11日指定)
楢下宿は江戸時代に羽州街道の宿場町として栄えた。往時の町並みがそのまま保存されており、1995年(平成7年)に歴史国道、1996年(平成8年)に歴史の道百選に指定されている。
[編集] 重複区間
- 上山市二日町~矢来:山形県道104号狸森上山線
- 上山市矢来~長清水交差点:山形県道263号萱平河崎線
[編集] 通過する自治体
[編集] 接続する道路
- 宮城県道・山形県道12号白石上山線(上山七ヶ宿線起点は白石上山線終点に同じ)
- 山形県道169号十日町仙石線(上山市十日町)
- 山形県道104号狸森上山線(上山市二日町)
- 山形県道104号狸森上山線(上山市矢来1丁目)
- 山形県道263号萱平河崎線(上山市矢来3丁目)
- 山形県道263号萱平河崎線(上山市長清水1丁目)
- 山形県道266号小穴二日町線(上山市三本松)
- 国道13号(上山市関根)
- 山形県道268号楢下高畠線(上山市楢下)
- 国道113号(七ヶ宿町湯ノ原)
[編集] 関連項目
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