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常夜灯(じょうやとう)とは一晩中つけておく明かりのこと。転じて街道沿いなどに設置されている建造物のことも指すようになった。
集落の中心の設置されている常夜灯は信仰の対象として、街道沿いに設置されている常夜灯は街道の道しるべとして設置されているものが多い。
昔はろうそくや菜種油を燃やして火をつけていたが、現在は電球をつけているので管理する人がいなくなった常夜灯が多い。常夜灯は主に石やコンクリートで作られている。
静岡県遠州地方では常夜灯が灯籠の形状をしているものが多く、これを竜灯という。