康暦
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康暦(こうりゃく)は、日本の南北朝時代の元号の一つ。北朝方にて使用された。永和の後、永徳の前。1379年から1380年までの期間を指す。この時代の天皇は、北朝方が後円融天皇。南朝方が長慶天皇。室町幕府将軍は足利義満。
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[編集] 改元
[編集] 出典
『唐書』の「承成康之暦業」から。
[編集] 康暦期におきた出来事
- 元年(1379年)
- 2月、室町幕府将軍足利義満が土岐頼康らの追討令を出す。
- 3月、関東管領の上杉憲春が鎌倉公方の足利氏満を諫止するために自害する。
- 7月、伊勢貞継が幕府政所執事に就任する。
- 義満が幕府管領の細川頼之を罷免し、頼之が幕政から失脚する康暦の政変が起こる、後任は斯波義将。
- 2年(1380年)
[編集] 西暦との対照表
康暦 | 元年 | 2年 | 3年 |
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西暦 | 1379年 | 1380年 | 1381年 |
南朝 | 天授5年 | 天授6年 | 弘和元年 |
干支 | 己未 | 庚申 | 辛酉 |