心筋症
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心筋症(cardiomyopathy)とは原因や関連する疾患が不明の心筋疾患の総称であり、肥大型、拡張型、拘束型、不整脈原性右室心筋症、分類不能型に分類される。馬を除く種々の動物で発生する。
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[編集] 拡張型心筋症
心筋の収縮力低下、心腔拡大が特徴。
[編集] 肥大型心筋症
心室内腔容積の低下。
[編集] 拘束型心筋症
心室拡張能の障害。
[編集] 不正脈原性右室心筋症
右心室心筋が脱落し、脂肪組織または線維脂肪組織が置換する。
[編集] 分類不能型心筋症
上記4型のいずれにも分類されない。
[編集] 参考文献
- 日本獣医病理学会編 『動物病理学各論』 文永堂出版 1998年 11頁 ISBN 483003162X