ノート:性 (生物学)
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[編集] 性の定義
性別の意味を説明し、そこから性の役割を説明する組み立てですが、これだと、性別が存在しなければ星が存在しない、ということになりませんか?それとも、それを意図しているのでしょうか?--Ks 2006年9月30日 (土) 14:26 (UTC)
- 「性別」は性の形態の一つという扱いに変更しました。- NEON 2006年10月2日 (月) 03:32 (UTC)
NEON様の加筆では、ますます性別の存在のことを性というのだ、という意味に見えます。私は、有性生殖というしくみそのものが性なのだと考えるのですが、間違っているのでしょうか。たとえばカタツムリには性別がありませんから、性がないことになりますか?--Ks 2006年10月2日 (月) 07:27 (UTC)
- 冒頭の変更は、「性を雌雄に限定する旨の記述を削る」事を目的とした処置です。まだ「性=性別」に見えるようでしたら適当に書き換えて下さい。雌雄同体に関する記述は別途追加すれば良いでしょう。- NEON 2006年10月2日 (月) 08:26 (UTC)
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- いや、私の理解が正しいのか間違ってるのか、あるいはずれてるのか、という話なのですが。たとえば「生殖可能な相手を制限する」これは雌雄同体には当てはまりません。「性は性別と呼ばれ」これを見れば、性=性別との主張に見えるわけです。つまり、個体によって性と言われる性質の違うものがある、というのが「性」であるのでしょうか。私は、有性生殖を遺伝子の組み合わせ変更と考え、それを形式的に行うしくみが生活環に組み込まれていることを「性」というしくみだと考えているわけです。これは間違っている、あるいはずれているのでしょうか。そのあたりをお教えいただきたいという話です。--Ks 2006年10月2日 (月) 08:37 (UTC)
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- 私も独断で書きますのでご了承下さい。
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- 雌雄同体は「生殖可能な相手を制限する」という性の制約から逃れる為の一形態と考えます。例えば、雄性/雌性一方の生殖器が何らかの理由で正常に機能しない状態に陥れば、他の生物と同様に生殖相手が制限されるでしょう。そこには性の制約が依然として存在します。雌雄同体は性の制限が存在するが故の進化であって、その原義を覆す現象ではありません。
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- 後半ですが、「遺伝子の改変を形式的に行う仕組み」が必要なら、オートガミーやペドガミーで十分なはずです。その仕組みに他の個体を要求する事(=有性生殖)、そして相手個体の選出に制限を課す事(=性の存在)とは一意に結び付くものではないと考えます。- NEON 2006年10月2日 (月) 09:57 (UTC)
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- ありがとうございます。そうすると、たとえば同型配偶子接合はどういう位置づけになるのかな?同型配偶子で自家不和合性がない場合には全く制約なくなりますよね?--Ks 2006年10月2日 (月) 11:23 (UTC)
[編集] 性の定義・あらためて
すみません、もう一遍。性というのは性別ではないこと、また、有性生殖のしくみを性というのでもないということ、雌雄同体は性別はないが性は存在すること、同型配偶子には性は存在しないことなど確認しました。(もちろん、このやりとりに関わっているのは2人だけなので、そこに異議をお持ちの方のご意見も聞かせていただきたいとは思います) そこでです。上記のことを置いて考えると、性というのは異形配偶子のしくみのことと理解して良いのでしょうか?もしそうであれば、多分異形配偶子は同型配偶子からの分化があったものでしょうから、その部分、およびそのような配偶子を生産する個体が分化した理由などを論じる、といった風になるのでしょうか? それともう一つ、交配相手を限定するという意味では自家不和合性や、菌類などの四極性がありますが、これも性の一つなのか、また別個のそういったしくみと見るべきか、いかがでしょうか。--Ks 2006年10月5日 (木) 07:51 (UTC)
[編集] 記事分割転記の提案
ところでこの記事の「有性生殖のコストとパラドックス」以降は、有性生殖の項に統合するか、生態学の一記事として独立した方が良いのではないでしょうか。どの仮説も無性生殖に対する有性生殖の優位性を語りはしますが、性自体の必要性に触れているものはありません。例えば自家不和合性や性区分の無い有性生殖でも、遺伝子の混和は実現できるでしょう。「性 (生物学)」としては、遺伝学や発生学の側面から加筆する必要があると思います。- NEON 2006年10月2日 (月) 03:32 (UTC)
「項目一部転記の提案」に関するテンプレートを貼らせていただきました。- NEON 2006年10月18日 (水) 03:01 (UTC)
生物学における性について、手元にある資料(主に生態学の)を参考に書いたのですが。書いた直後に読み返して「有性生殖との統合案が出るかもしれない」とは思っていました。今の意見としては、分割出来る所はしたほうがいいかなと思っています。
性についての話題として、性比や配偶システムに触れようかとも思ったのですが、それらは独立した記事にした方がいいと思って書きませんでした。しかし、そうすると、あまりに内容が薄くなってしまいます。また、有性生殖の話題を絡めないで説明する書き方が、思いつかなかったため、こんな形になってしまいました。当初は、NEONさんがいうような「生態学以外の話題の追加」というのが、後々に加わるであろう、という期待もかなりあったため、見切り発車した感もあります。
改めて編集について考えてみれば、性についての簡単な説明と、関連事項へのリンク案内などを中心とした、簡単な記事のほうがベターだったかもしれないと感じています・・・。
S.Tanaka 2006年10月29日 (日) 01:00 (UTC)