成層
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成層(せいそう)とは、層をなすこと。水、空気、その他の物質が層を成し、混ざり合わず、層状に分かれている状態を言う。
例
- 風呂を追い炊きして、上が熱く、下が冷たい状況
- 貧酸素水塊は、水域で生物が生存できない程の水中溶存酸素量が極めて不足している孤立した水塊(水の層)。
- 海洋深層水の層は、表層の海水とはほとんど混合することがない。
- 成層火山は、溶岩と砕屑物が交互に噴出し堆積して形成される円錐形の火山。(火山のコニーデを参照)
- 成層岩は、礫、砂、泥、火山灰などが海底または湖底に層をなして堆積し、さらに上に堆積したものの圧力によって押し固められてできる岩石。(堆積岩を参照)
なお成層圏は名前に「成層」とついているが、完全な成層ではなく大気擾乱がある。
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