探索
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探索(たんさく)とは、何か問題を解くに当たって、 有効な解析的な解法を用いることのできない、あるいは用いないときに、 実際に試行錯誤することによって解を得ようとする行動のことである。 そのためのアルゴリズムは探索アルゴリズムと呼ばれ、様々なものが考えられている。
もともと機械学習と並んで人工知能の分野のアルゴリズムであるが、 現在はその他の分野にも応用されている。
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[編集] 考え方
まず解くべき問題を状態と状態変化に分ける。 将棋ならば、盤面の駒の配置と指し手の持ち駒が状態であり、 交互に駒を動かすことが状態変化に当たる。 最初に与えられる状態を初期状態といい、目的とする状態は最終状態と呼ばれる。 初期状態から最終状態に至る、状態及び状態変化の並びが解である。