新日本監査法人
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新日本監査法人(しんにほんかんさほうじん)は、日本の大手監査法人。いわゆる「4大監査法人」の一つ。アメリカの4大会計事務所のうち穏健派に属するアーンスト・アンド・ヤングの日本におけるメンバーファームであり、アーンスト・アンド・ヤングインターナショナルの常任理事国(10ヶ国のうちの1つ)を務めている。
日本の他のビッグ4と呼ばれる監査法人と同様に、監査手法は欧米で開発された監査システムプログラムの日本語版を採用しており、厳しい時代の要請に即したグローバルレベルの監査サービスを提供しているといわれる。公会計部門に強みを見せるなどの特色がある。
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[編集] 主たる事務所
[編集] 沿革
- 1967年1月 - 日本で最初の監査法人として、監査法人太田哲三事務所設立。
- 1969年3月 - 監査法人第一監査事務所設立。
- 1969年12月 - 昭和監査法人設立。
- 1970年11月 - 日新監査法人設立。
- 1971年9月 - 武蔵監査法人設立
- 1985年10月 - 監査法人太田哲三事務所と昭和監査法人が合併し「太田昭和監査法人」となる。
- 1986年1月 - 第一監査事務所、日新、武蔵の3法人が合併し「センチュリー監査法人」となる。
- 1987年4月 - 監査法人榮光会計事務所が「センチュリー監査法人」に合流。
- 1990年7月 - 港監査法人が「センチュリー監査法人」に合流。
- 1992年7月 - 陽光監査法人が「センチュリー監査法人」に合流。
- 2000年4月 - 「太田昭和監査法人」と「センチュリー監査法人」が統合し「監査法人太田昭和センチュリー」となる。
- 2001年7月 - 監査法人テイケイエイ飯塚毅事務所と高千穂監査法人が合流し名称を「新日本監査法人」に改称。
- 2000年4月以降、海外提携ファームがKPMGとアーンスト・アンド・ヤングのダブルファーム状態となっていたが、KPMG部門をあずさ監査法人に譲渡し、KPMGとの提携を解消して今に至っている。
[編集] 関係会社
- アーンスト アンド ヤング トランザクション アドバイザリー サービス(株)
- アーンスト アンド ヤング・フィナンシャルサービス(株)
- (株)エスエヌ・グローバルソリューション
- 新日本インテグリティアシュアランス(株)
- (株)新日本環境品質研究所
- 新日本パブリック・アフェアーズ(株)