日和見主義
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日和見主義(ひよりみしゅぎ)とは、ある定まった考えによるものではなく、形勢を見て有利なほうにつこうという考え方のことである。日和、つまり天気を観て行動を決めるかのようであるのでこの名がついた。普通、政治的な場で相手を侮辱する時に使う言葉である。機会主義(きかいしゅぎ)、投機主義(とうきしゅぎ)、オポチュニズム(Opportunism)とも。
「長期的な趨勢を見て、有利なほうにつくこと」それ自体は責められることではない。しかし、短期的な利益を得るために主義をころころと変える人間は、周囲をいつ裏切るかわからず、信用できないために責められるのである。
[編集] 経済学における機会主義
- 詳細は契約理論を参照
[編集] フランスの政治用語
フランスでOppotunistsは、王政打倒の後、第三共和政を確立したレオン・ガンベッタのような、穏健的共和主義者のことを指す場合がある。
[編集] 関連項目
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