日系社会青年ボランティア
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日系社会青年ボランティア(にっけいしゃかいせいねんぼらんてぃあ)とは、独立行政法人国際協力機構(JICA)が行う海外ボランティア派遣制度である。日系社会青年ボランティアの応募年齢は20~39歳。処遇等は基本的に青年海外協力隊と同様である。活動対象が中南米国約8ヶ国の日系人社会であるため、職種には日本語教師や日本文化を伝えるものが多く見受けられる。また募集定員も青年海外協力隊の約800名(一募集期当り)に対し、約50名(一募集期当り)と少ない。これまでに約900名が派遣されている。
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[編集] 概要
[編集] 応募資格
[編集] 募集期
年1回:10~11月の秋募集のみ。
[編集] 職種
- 募集期によって職種や要請内容が変わるのでその都度確認すること。
日系日本語学校教師 幼稚園教諭 野球 PCインストラクター 司書・学芸員 栄養士 社会学・文化人類学 学校運営アドヴァイザー
[編集] 採用試験
平成18年度秋募集より、一次試験及び二次試験の内容が以下の通り大幅に変更となった。
[編集] 一次試験
- 技術試験
書類審査 JICAホームページ上に掲載される職種ごとの試験を所定の用紙に解答する。
- 健康診断
書類審査
[編集] 二次試験
- 語学試験
科目は英語。但し、免除申請者及び対象者を除く。
- 個人面接
職種によって実技試験や作品の提出がある。
- 健康診断
問診、歯科検診
試験は青年海外協力隊の秋募集試験と同時に行われる。
[編集] 訓練
派遣前訓練はJICA国内機関のJICA横浜で行われる。訓練時期は翌年の4月上旬~6月上旬で、6月下旬に派遣となる。訓練内容等は青年海外協力隊の訓練とほぼ同様と思われる。
訓練中の食費、宿泊費等はかからない。
[編集] 派遣後
原則として派遣期間は2年間で、現在のところ任期延長は1年まで。生活費、医療費、渡航費などは支給される。ただし、生活費は派遣国の物価などを考慮し、生活に最低限必要と思われる金額になっており、国によって異なる。家族等の同伴はできないため、単身赴任となる。