木連
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木連(もくれん)とはアニメ『機動戦艦ナデシコ』に登場した架空の国家。
正式名称は「木星圏ガニメデ・カリスト・エウロパ及び他衛星小惑星国家間反地球共同連合体」。地球と戦争をした。地球側は当初、木星蜥蜴(もくせいとかげ)というエイリアンとして、敵も戦争中盤に有人戦艦と優人部隊を投入するまで無人艦、無人兵器を中心とし人類であることを隠蔽した。
[編集] 概要
22世紀初頭、月に移り住んだ人々は独自の文化を形成し始める。それは月の地球からの独立運動という形で表面化することになる。直接介入が許されない地球は月側に内部抗争を誘発する工作を行った。それは見事に成功し、月の独立派はテラフォーミングが始まったばかりの火星に逃走する。しかし、独立派の殲滅を狙う地球側は火星に核ミサイルを使用。数少ない生き残った独立派は人類未開の土地、木星へと逃亡することになる。その後、彼等は木星で人類を遥かに凌駕する文明の遺跡を発見する。この文明の技術を使用することで過酷な環境を克服し、国家を建設するに至る。
移住時、たまたま持っていた唯一の娯楽が劇中アニメ『ゲキ・ガンガー3』だったがために、『ゲキ・ガンガー3』は木連の聖典と化している。そのため、戦時中・戦闘中だろうとアニメフィルムの修復に勤しんでいる者達もいる