村上周三
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村上 周三(むらかみ しゅうぞう)は、工学者、大学教授、工学博士。慶應義塾大学教授。日本建築学会会長、空調衛生工学会会長。
[編集] 人物紹介
私立愛光高等学校卒業(1961)、東京大学工学部建築学科卒業(1965)、同大学大学院修士課程工学研究科建築学専攻修了(1967)、同大学大学院博士課程工学研究科建築学専攻中退(1968)。工学博士(1972、東京大学)。現在、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授。日本建築学会会長、 国土交通省中央建築士審査会会長、国土交通省社会資本整備審議会環境部会部会長、建築環境・省エネルギー機構理事長、建築・住宅国際機構会長、東京大学名誉教授 同生産技術研究所顧問研究員。
研究分野は、計算流体力学、人体周辺環境、建築・都市環境工学、地球環境工学、サステナブル建築。
人間・建築・都市に関する各種環境を対象として、実験と計算流体力学を利用した解析とデザインの研究を行っている。さらに、これらの解析手法やデザイン手法を活用して、サステナブルビルディング問題や地球環境問題にも研究の展開を図っている。
COE採択メンバーである。慶應義塾大学大学院、機械・土木・建築分野21世紀COEプログラム・知能化から生命化へのシステムデザイン。