永山 (旭川市)
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[編集] 概要
北海道旭川市の地域。明治24年上川の開拓の中心地として屯田兵により拓かれる。上川開拓の中心地として開拓の総指揮を執った永山武四郎の名前が付けられた。旧永山町は現在の新旭川地区と永山地区にあたる。
- 環状1号線(道々90号線)や永山表通り(国道39号線)の沿線には各種量販店等、商業施設が数多く立ち並んでいる。住宅開発の及んでいない地域については「永山町」の地名が残り、田園風景が広がる。又、西部に旭川市の流通拠点があり、「流通団地」という地域名になっている。
- 面積: 30.12km2(永山地区)
- 4.55km2(新旭川地区)
- 人口: 44,693人
- 主要産業: 第三次産業
[編集] 観光
[編集] 周辺地域
周辺地区(旭川市):東鷹栖地区(旧・東鷹栖町)、東旭川地区(旧・東旭川町)、新旭川地区(旧・永山町新旭川地区)、春光地区、東地区 周辺自治体:当麻町、比布町
[編集] 祭典
永山神社祭、永山屯田まつり
[編集] 永山村の沿革
- 明治18年岩倉通俊と永山武四郎が近文山にて国見、上川に屯田兵村を設置することを確認、明治21年に桂太郎により上川屯田設置の断が下る。
- 明治24年屯田兵が永山村へ入植し、永山・旭川・神居の三村の戸長役場を永山村に設置。翌年明治25年には永山神社が設置され、これが上川最初の神社となる。字トオマの字名を設け、明治26年に永山村字トオマ(現当麻町)に屯田兵が入植し始める。
- 同年、鷹栖村、神楽村を一時、永山村戸長役場所轄とするが、永山村戸長役場を単独とするため旭川村・神楽村・神居村・鷹栖村の戸長役場を旭川村に置く明治30年に旭川村牛別(現東旭川)を永山村に編入し明治31年、東旭川村とする。また、明治30年には永山村の一部を鷹栖村の一部と合わせ愛別村(現愛別町)とする。明治33年に当麻村を分村。昭和7年新旭川地区を旭川市へ部分合併。
- 昭和36年旭川市と合併。
[編集] 歴史年表
- 明治24年 屯田兵入植、永山・旭川・神居村戸長役場を永山村に設置、永山私立東・西小学校創立。
- 明治25年 永山神社1886番地に設置
- 明治26年 鷹栖村・神楽村を永山村戸長役場所轄する、永山村字トオマに屯田兵入植、永山競馬場設置、鷹栖村・神楽村を永山村戸長役場所轄する。
- 明治27年 永山戸長役場内に上川教育会を置く
- 明治30年 旭川村字ウシシュベツを永山村に編入
- 明治31年 永山神社無格社創立許可
- 明治31年 天塩線旭川・永山間鉄道開通 永山駅営業開始、永山村字ウシシュベツを東旭川村とする
- 明治34年 当麻村の戸長役場を当麻に移す
- 明治35年 当麻村との境界（17丁目）を16丁目に変更
- 明治37年 北海道庁地方農事試験場を永山村に移転
- 明治40年 永山村の一部で電話開通
- 明治41年 永山第二尋常小学校開校（現正和小学校）
- 明治43年 市街電話開通
- 大正7年 市街地に電灯点灯
- 大正13年 秋月橋梁替工事完成
- 大正13年 永山村牛別（現旭川市東8条3丁目）に新旭川郵便局を開局
- 昭和22年 新学制実施、国民学校を小学校と改称、東西両分教場を分校と改称、高等科を廃止し永山中学校創設
- 昭和23年 永山農業協同組合設立
- 昭和23年 新学制により、庁立永山農業学校を道立永山農業高等学校とする
- 昭和36年 旭川市と合併
