浦戸大橋
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浦戸大橋(うらどおおはし)は、高知県高知市の浦戸湾にかかる橋。歩道も併設されている。
[編集] 沿革
1972年(昭和47年)7月に完成し日本道路公団が管理する。
1997年(平成9年)2月1日償還期限を待たずに通行料収入による償還が完了した。しかし、当時県が進めていた高知桂浜道路の建設財源が不足していたため、高知県道路公社が管理を引き継ぎ償還期限である2002年7月11日まで通行料を徴収し、それによって得られた収入を高知桂浜道路の建設財源に充てた。
2002年(平成14年)7月12日から無料となり、高知県道14号春野赤岡線として高知県が管理している。
[編集] 概要
浦戸湾は高知市のほぼ中央にまで大きく入り込んでおり、種崎地区と長浜地区の両地区への移動手段は県営渡船を利用するか、高知市内を大きく迂回するかのどちらかであったが、浦戸大橋の開通に伴い両地区間の移動が容易となった。特に大型車両にとっては、高知市内までの大きな迂回を要することがなくなった。 現在においては、設計そのものの古さは否めず、橋梁区間の道路復員はやや狭いものの大型車同士の離合は十分可能である。しかし自動車での利用を最優先としたため、歩道部は極めて狭小である(歩道に関しては、元々自動車専用道の設計であったため、管理道を歩道として解放したものと思われる。)歩道部における自転車同士の離合は困難である。
[編集] 関連項目
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