浦田直治
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浦田 直治(うらた なおはる)は、元西武ライオンズスカウト・球団取締役。
[編集] 略歴
- 群馬県立桐生高等学校 卒業
- 大昭和製紙→西鉄ライオンズ入団
- クラウンライターライオンズスカウト
- 西武ライオンズ・チーフスカウト兼投手コーチ
- 西武ライオンズ球団取締役
[編集] スカウトの手本
西武ライオンズの初代監督、GM的立場で独特の戦力補強手腕を発揮した根本陸夫の下、秋山幸二・伊東勤・工藤公康といった金の卵を獲得し、発足間もない弱小球団を、「3年、5年先を考えた」ドラフト戦略で常勝軍団に育てていった。
「根本イズムの継承者」といわれる。
1998年には、「横浜以外なら社会人」を宣言していた松坂大輔をくじ引き直後の電撃訪問で口説き落とした。
徹底したチーム事情の把握、それに対応した戦力補強は、25年連続Aクラス(2006年シーズンオフ時点)を維持し続ける常勝軍団を支え続けている。
2005年に全ての職から退いた。