海上保険
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海上保険(かいじょうほけん)は、貨物保険と船舶保険を併せた概念であり、主に海上危険による損害を担保するものである。
賠償責任や所有権などが被保険利益となるため、対象には荷主、オペレーター、船主、用船社、銀行などがあたる。 国によって、海上危険の概念が異なるため、港湾局を対象とした保険も含むことがある。 近年、サプライチェーン・マネジメント (SCM) 等の考えが普及し、物流全体の保険商品が登場し、必ずしも海上危険のみをカバーするものでなくなっている。
[編集] 日本における海上保険の位置づけ
日本は貨物保険、船舶保険のいずれのマーケットでも重要な地位を占める。 船舶保険においては世界第2位のマーケットである。