火山砕屑物
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火山砕屑物(かざんさいせつぶつ、pyroclastic material)とは、火山から噴出された固形物のうち、溶岩以外のものの総称。火砕物ともいう。
大別して2種類のものがある。
- 融けていたマグマがちぎれたり粉砕されたりしてばらばらになったもの。
- 融けていたマグマの破片であったり古い岩石の破片であったりするもの。
- 火山岩塊(粒径64mm以上で溶岩のように連続していないもの)、火山礫(粒径64~2mm)、火山灰(粒径2mm以下)。
火山砕屑物が固まった岩石を火山砕屑岩という。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 天野一男・秋山雅彦 『フィールドジオロジー入門』 日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編、共立出版〈フィールドジオロジー1〉、2004、ISBN 4-320-04681-1。
[編集] 外部リンク
- 火山砕屑物と火砕岩の分類(弘前大学理工学部地球環境学科)
カテゴリ: 火山学 | 地質学 | 地球科学関連のスタブ項目