点描
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点描(てんびょう, Pointillism)は、絵画などにおいて、線ではなく、点の集合や非常に短いタッチで表現する技法。点描画、点描法とも言う。
印象派による鮮やかな色の配列の視覚混合を、フランスの画家、ジョルジュ・スーラがさらに追求し、点描主義(新印象派)を確立。ポール・シニャックやカミーユ・ピサロらを生み出した。
水墨画では、米芾や米友仁による、水墨の点を集合させて表現する米点法があり、その作品を米法山水と言う。
コンピュータグラフィックスにおいては、フィルターを使用し、写実的な画像や写真を点描に変換することができる。
科学に於けるスケッチでは、陰影を着けるための技法である。