甘味
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- 甘い(あまい) 隙が多い事。世の中を知らない事。
- 甘い(あまい) 甘味を感じること。甘味は本項を参照。
甘味(かんみ・あまみ)とは、味覚のうちの一つ。
さとうきびなどから精製された「砂糖」や、果物に含まれる「果糖」などが、甘味の主なものだが、近年甘味料を使い、人工的に甘味を付けていることが多い。
また、菓子の総称を「甘味」(かんみ)とも呼ぶ。
[編集] 人工甘味料
カロリーの制限が必要な糖尿病の患者や、ダイエットが目的の人の為に、アスパルテームが主成分の「ノンカロリーシュガー」という人工甘味料があり、ダイエット飲料などにも利用されている。
[編集] 甘味料以外の甘みを持つ物質
無機化合物では、塩化ベリリウムと酢酸鉛が甘みをもつ物質として知られているが、両者とも毒性が強い。
有機化合物では、100種以上の化合物が甘みを持つ事が知られている。特にクロロホルム、ニトロベンゼン、エチレングリコール、グリセリンなどが有名だが、グリセリン以外は毒性が強いことで知られる。