痒み
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痒み(かゆみ)とは、皮膚に起こる感覚を指す。痛覚神経が反応して起きる。 痛みの最少単位だという説と、痛覚神経から分岐した痒覚神経によって引き起こされているという説がある。
痒みが発生すると、むずむずとした不快な感覚を感じる。
皮膚を爪などの硬いもので掻いたり、毛を抜いたりして、強い刺激を与えると一時的に収まる。
[編集] 痒みが起きる原因
- アトピーなどの皮膚疾患。
- 蚊やダニなどの吸血による物。
- 食べ物によるアレルギー反応。
- 痒み(かゆみ、そう痒)は、肥満細胞(マスト細胞)やケラチノサイトから放出される、ヒスタミン、トリプテース(プロテアーゼの1種)、ロイコトリエンB4(LTB4)などによって、引き起こされる。
- 痒みには、一旦、皮膚に痒みが発生し、掻き壊すと、皮膚が刺激され、さらに痒みが増すと言う、痒みの悪循環がある(itch scratch cycle)
[編集] その他語法
- 隔靴掻痒
- 「靴の上から足をかいても痒みは収まらない」という事から転じて、何をやっても手ごたえがないもどかしい状態の事を指す。
- 麻姑掻痒
思い通りに事が運ぶ。
- 痒い所に手が届く
気遣いが行き届いている
- 痛くも痒くもない
影響がない
- かいー
キモいと同じような意味
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