盤の沢川 (石狩川水系豊平川支流)
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盤の沢川(ばんのさわかわ)は、北海道札幌市南区を流れる川で、豊平川の支流である。同じ石狩川水系には芦別市を流れる盤の沢川もあるが、それはずっと上流である。
[編集] 流路
札幌岳の東から北に流れ、北東に針路を変えて、豊平川に注ぐ。谷は深くおちこむが、その脇は北に低い緩傾斜で、畑になっている。川は豊滝という地区を流れ、盤の沢川右岸にその中心集落がある。
二つの橋が盤の沢の谷を越すために下流部に架かる。古いものが1961年に架けられた盤の沢橋で、新しいものが1996年竣工の新盤の沢橋である。ともに国道230号のために架けられた。古い国道は中の沢や板割沢で等高線に従って屈曲する道筋に対応していたが、新しい道は谷を高架でまたぎ越して直線で通過するため、橋の位置が下流になった。
さらに下流側に、豊平川合流点のそばで川にトンネルを潜らせる堤があり、これは1969年に廃線となった定山渓鉄道の跡である。
[編集] 橋
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- 盤の沢橋: 旧国道230号(現在は市道)
- 新盤の沢橋: 国道230号