竹内敏晴
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竹内敏晴(たけうちとしはる、1925年- )は、東京都生まれの日本の演出家。東京大学文学部卒。当初、劇団ぶどうの会、代々木小劇場などに所属の後、自身で竹内演劇研究所を主宰。のち、「からだとことばのレッスン」と呼ばれる独特の演劇トレーニングの仕方を開発、これによる人間関係の気づきと自分を変えていく営みが広く注目されるようになり、心理学や教育学関連の学会でもワークショップの指導を行っている。これよって感化を受けた人には、鳥山敏子などがいる。 宮城教育大学、南山短期大学、聖霊短期大学などで教鞭を採った。現在は名古屋に在住。
[編集] 主要な著書
- 『ことばが劈(ひら)かれるとき』思想の科学社 1975年/ちくま文庫 1988年
- 『子どものからだとことば』晶文社 1983年
- 『「からだ」と「ことば」のレッスン』講談社現代新書 1990年
- 『話すということ(ドラマ)』国土社 1994年
- 『老いのイニシエーション』岩波書店 1995年
- 『ことばとからだの戦後史』ちくま学芸文庫 1997年
- 『教師のためのからだとことば考』ちくま学芸文庫 1999年
- 『癒える力』晶文社 1999年
- 『声が生まれる―聞く力・話す力 』中央公論新社 2007年