納涼床
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納涼床(のうりょうゆか、のうりょうどこ)、あるいは川床(鴨川では「かわゆか」、貴船、高雄では「かわどこ」と読むのが一般的)は京都の夏の風物詩の一つである。料理店や茶屋が川の上や、屋外で川のよく見える位置に座敷を作り、料理を提供する。
5月ごろから9月ごろまで、鴨川、貴船、高雄、鷹ヶ峯など京都市内各地で楽しむことができる。
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[編集] 鴨川の納涼床
二条から五条にかけて90軒ほどの店が並ぶ。京料理以外にも中華や焼肉など各国の料理が選べるので、気軽に納涼床を楽しむことができる。また、最近では大衆的なチェーン店であるスターバックス京都三条大橋店でも納涼床を楽しむことができ、時代の流れを感じる。 基本的に夜の納涼床が中心であるが、5月・9月は昼の納涼床も楽しめる。(食中毒防止のため、7、8月は昼の納涼床は営業しない。)
[編集] 貴船の川床
貴船口駅から貴船神社に向けて少し歩くと20軒ほどの店が床を並べている。京料理や流しそうめんを楽しむことができる。自然が多く情緒溢れる床である。