素敵じゃないか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
素敵じゃないか(すてきじゃないか、Wouldn't It Be Nice)は、ザ・ビーチ・ボーイズの楽曲。傑作アルバム「ペット・サウンズ」の冒頭に収録された記念すべき曲である。「神のみぞ知る」とのカップリングでシングルとしても発売され、全米8位の売上を記録した。
クリーンなエレクトリック・ギター(12弦に聴こえるが、ブライアンの談によると、6弦を2回重ねているという)によるきらめくようなイントロが非常に美しい。恋する人と結婚し、ともに暮らせたら「素敵じゃないか?」と問いかける希望あふれる名曲。
なお、ライヴではブライアン・ウィルソンに代わってアル・ジャーディン、後にカール・ウィルソンがリードヴォーカルを担当した。
1997年、『ペット・サウンズ・セッションズ』にてステレオ・ヴァージョンが初めて発表された。ミドルのリード・ヴォーカルがブライアンに差し換わっていることで大きな反響を呼んだが、2001年の『ペット・サウンズ(モノ+ステレオ)』リリースの際、モノ・ヴァージョンと同じマイクのリードに戻された。けれどもブライアンがリードのヴァージョンは、2003年発表の『ペット・サウンズ』DVDに収録のステレオ及び5.1サラウンド・ミックスにて踏襲された。
[編集] クレジット
- 作詞:トニー・アッシャー
- 作曲:ブライアン・ウィルソン
- リードヴォーカル:ブライアン・ウィルソン
- ブリッジ:マイク・ラヴ
カテゴリ: ポピュラーソング | 1966年の楽曲 | ザ・ビーチ・ボーイズ