経団連襲撃事件
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経団連襲撃事件(けいだんれんしゅうげきじけん)とは、1977年3月3日、元楯の会隊員や憂国道志会の右翼・野村秋介ら4人が“YP(ヤルタ・ポツダム)体制打倒青年同盟”を名乗り、“戦後体制の欺瞞に鉄槌を下す”目的の下に、ピストルと猟銃と日本刀を携えて東京都千代田区大手町の経団連会館に侵入し、職員12名を人質に取って約11時間監禁籠城した事件。
犯人たちが三島由紀夫を崇拝していたことから、事件現場に三島未亡人瑤子が赴いて説得にあたったところ功を奏し、人質たちは全員解放され、野村他篭城犯全員の逮捕に至った。