結城直朝 (白河氏)
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結城 直朝(ゆうき なおとも、応永17年(1410年)頃? - 明応2年(1493年)頃?)は、室町時代後期の武将で、白河結城氏7代当主。小峰朝親の子で、結城氏朝の養子となり跡を継ぐ。結城政朝の父。左兵衛佐。修理大夫。道朝。
1432年に修理大夫に任ぜられた。
永享の乱で活躍し室町幕府の支持を得て、南奥州や北関東の諸氏に対して勢威を及ぼした。また、他家の紛争に介入して所領を得たり、蘆名氏の内乱の際は当主盛詮を救援するなどしている。白河結城氏の勢力が頂点に達したのは直朝の代である。
1454年に子の政朝に家督を譲り,出家して道朝と号したが,その後も実権は持ち続けた。1481年に政朝が催した連歌会に出席している。
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